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さて、「TVアニメの世界」第3回目ですが、昭和44年〜46年までに放映された【TVアニメ】作品をご紹介させていただきます。
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日本SF系アニメ |
美少女系アニメ |
その他のアニメ |
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| 放送年月 | 作品名 | 制作会社 |
| 昭和44年1月 | ひみつのアッコちゃん(旧作) ※1 | 東映 |
| 1月 | 海底少年マリン | テレビ動画 |
| 2月 | 海底都市ができるまで(特別番組) | 虫プロ |
| 4月 | ウメ星デンカ | スタジオ・ゼロ |
| 4月 | 紅三四郎 | タツノコ |
| 4月 | もーれつア太郎 | 東映 |
| 4月 | どろろ | 虫プロ |
| 4月 | 忍風カムイ外伝 | ズイヨー&TCJ ※2 |
| 4月 | 六法やぶれクン | 東京ムービー |
| 9月 | 男一匹ガキ大将 | 東京テレビ動画 |
| 10月 | タイガーマスク ※3 | 東映 |
| 10月 | ムーミン(旧作) | 東京ムービー |
| 10月 | サザエさん ※4 | エイケン |
| 10月 | ハクション大魔王 | タツノコ |
| 12月 | アタックbP | 東京ムービー |
| 昭和45年3月 | いたずら天使チッポー | フジTVエンタープライズ |
| 3月 | 動物村物語 | TCJ |
| 4月 | あしたのジョー | 虫プロ |
| 4月 | ばくはつ五郎 | TCJ |
| 4月 | 昆虫物語みなしごハッチ | タツノコ |
| 4月 | 赤き血のイレブン | 東京テレビ動画 |
| 9月 | 男どアホウ甲子園 | 東京テレビ動画 |
| 10月 | キックの鬼 | 東映 |
| 10月 | いなかっぺ大将 | タツノコ |
| 10月 | のらくろ | TCJ |
| 10月 | いじわるばあさん | ナック |
| 11月 | 魔法のマコちゃん | 東映 |
| 昭和46年1月 | カバトット | タツノコ |
| 1月 | アンデルセン物語 | 虫プロ |
| 2月 | あかねちゃん | 東映 |
| 4月 | 珍豪ムチャ兵衛 | 東京ムービー |
| 4月 | アニメンタリー/決断 ※5 | タツノコ |
| 4月 | さすらいの太陽 | 虫プロ |
| 9月 | 新オバケのQ太郎 | 東京ムービー |
| 9月 | 天才バカボン(旧作) | 東京ムービー |
| 10月 | 世界ものしり旅行 | 毎日放送 |
| 10月 | ふしぎなメルモ | 手塚プロ |
| 10月 | さるとびエッちゃん | 東映 |
| 10月 | 国松さまのお通りだい | 虫プロ |
| 10月 | アパッチ野球軍 | 東映 |
| 10月 | 新・ゲゲゲの鬼太郎 | 東映 |
| 10月 | ルパン三世(旧作) | 東京ムービー |
| 10月 | 原始少年リュウ | 東映 |
※1 この時期のアニメは、(旧作)と表記された作品が多い事にお気づきだろう。つまり、後年「リメイク」される作品(それだけ人気作品、名作という証拠になろう)が続々と生まれた時期であった。一時、人気の低迷していたTVアニメだったが、再び盛り上がりを見せ始めたのである。
※2 この「ズイヨー映像」というのは、後年「フランダースの犬」「母をたずねて三千里」などを生み出す「日本アニメーション」の母体となった会社である。
※3 昭和42〜43年頃から“漫画週刊誌”ブームが起こり、とくにナンセンス、ギャグ漫画から「劇画」と呼ばれるストーリー性を追求する作品が人気を集める事となった。作画と原作を分担する形態が当り前となったのも、この頃だ。原作者として超売れっ子作家となったのが、この作品の原作者・梶原一騎(別名:高森朝雄)だ。昭和46年に放映され、社会的現象(ジョーのライバル、力石徹の葬式が本気になって行われるといった珍事も起こった)をも巻き起こした「あしたのジョー」なども生み出した。こういった人気劇画作品をアニメ・シリーズ化する手法がとられる事がブームになった。
一方で、この「タイガーマスク」はそのドラマ性に比較すると、肝心の絵の方は、かなり粗末だったような気がする。とくに、この作品は口だけをパクパク動かすリミテッド・アニメの最たるもので、ストーリーは抜群に面白いのに、セル画を素人目にも判る位に使い回す(バンク・システム)など幼心にも手抜きの“チャチ”な絵に思えたものだ。まさに「少し絵の動く紙芝居」のイメージだった。
※4 現在まで30年以上にもわたって放映されている人気長寿番組。取り立てて面白いという訳でもないのに、いつの間にかチャンネルを合わしているという不思議な魅了を持っている作品だ。原作(長谷川町子)とは、別次元の存在となっているともいえよう。フジテレビのドル箱的存在で、常に視聴率ランキングでも上位に食い込んでいるから立派のひと言。
※5 土曜日の“ゴールデンタイム”に放映されるにしては、あまりにシブイ作品で、私も随分驚かされたものだ。戦闘シーンで実写フィルムを加えたり、戦闘機が飛んでいるシーンで立体感をアニメ部分に持たせたりと、意欲的に新技法を多用したが、いかんせん“骨太”すぎて、子供ウケする内容とは言い難かった。
